中学生として迎える8.30 平成28年台風10号災害から6年
岩泉町が甚大な被害を受けた平成28年台風10号から6年目の8月30日、町危機管理課の皆様を講師にお迎えし、避難所設営実習を行いました。
当時、小学生だった生徒たちの記憶は、かけつけてくれた自衛隊の姿や多くの支援物質など、助けてもらったイメージが占めているようです。
それから6年がたち、中学生となった彼らには、助けてもらうだけでなく、自分自身の安全を確保し、町民の一人としてできることを進んで行える力や意志を身に付けてほしいと願っての今回の実施です。
段ボールベッドを組み立てたり、避難所のレイアウトを考えたり、避難所における献立をつくったりと、初めの体験ながらどのグループも真剣に取り組みました。
郷土の未来を担う生徒たちの姿を頼もしく思いました。